こわくないから!クラシック音楽の世界にいらっしゃい!(にやり)

通りすがりの皆さま

 

アナタの新しいお友だち、スズキです。

どうぞよろしく。

 

趣味はクラシック音楽の独自研究です。

趣味というよりライフワークです。

 

新しい趣味を探しているのですか?

クラシック音楽などオススメですよ?

 

 

音楽から広がっていく世界

 

クラシック音楽とは何か?

 

人それぞれ異なるイメージを持っているかもしれません。わたしが抱くイメージを図にしてみました。ひとつの例として見ていただければと思います。たとえば、こういう世界です。

 

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もちろん純粋に音楽のみを追いかけても良いのです。

 

でも、その周辺を探ってみると、そこには、とてつもなく広く深い世界があります。歴史好きなら、あるいは地理民族文化が好きなら、ワクワクしてしまうはずです。他の音楽ジャンルにも歴史文化や地理的な背景がありますが、その規模はクラシック音楽の方が大きいと思います。

 

一般にクラシック音楽で演奏される音楽はルネサンス期(14~16世紀)以降のものです。そこから近現代までのクラシック音楽の流れを追いかけると約500年。

 

さらに、音楽の題材としてギリシャ神話や聖書の話が取り上げられることもあるので、古代の世界を垣間見ることもできます。そこも含めると数千年。

 

クラシック音楽に影響を与えているのは古い時代ばかりではありません。近代も現代も、作曲家たちは社会の中で一生懸命に生きてきました。戦争や民族対立などを経験し、時代に翻弄されながら、喜びや悲しみなど個人や人々の想いを音楽に込めました。世の中に対する批判を込めた作品もあります。

 

歴史の教科書を読むより、音楽を通して史実を知るほうがリアルに感じられます。それは、音楽から受ける直接的なインパクトだけではありません。作曲家の置かれた立場や曲に込めた想いを調べることで、当時の社会をより具体的にイメージできるからです。

 

クラシック音楽は、人類の歴史を振り返りながら、現代社会を考えるきっかけを与えてくれる音楽ジャンルと言えます。

 

地理的には、大部分がヨーロッパにおける歴史や文化を反映したジャンルであるのは言うまでもないのですが、近代以降のクラシック音楽では、世界各地域の社会や民族音楽の影響も見られます。作曲者も演奏者も鑑賞者も、今日ではヨーロッパに限らず世界中にいます。

 

こうして、地理的な広さや長い歴史に思いを馳せながら立体的に楽しめるのがクラシック音楽です。

 

図に載せた他の項目も見てみましょう。

 

もちろん純粋に音楽のみを追いかけても良いのです。

 

でも、多くの作曲家は音楽だけでなく、文学も愛しました。小説に影響を受けて曲を作った作曲家もいますし、詩に衝撃を受けて歌曲を作った作曲家もいます。わたしたち鑑賞者は、それらの文学作品を知ることで、より深くその音楽を味わえます。音楽をきっかけに文学にも興味を持つ人もいるでしょう。音楽というきっかけがなかったら、きっとわたしはドイツ文学やロシア文学などに興味を持つことはなかったでしょう。

 

同様に、哲学に没頭した作曲家もたくさんいました。もちろん作曲にも反映されています。哲学に心の拠り所を求めた作曲家は人生にも悩んでいたし、人間関係でも辛い想いをしました。そんな中で必死に作曲した曲に、あなたがもし鑑賞者として何か感じるものがあったのなら、その曲が作曲された背景に迫りたいと思うのでは?そうして、あなたは、難しくて分からない世界だと思っていた哲学という分野に手を出してしまうのです。

 

作曲家や演奏家は、わたしにとっては人生の先輩です。彼ら、彼女らの人生を調べてみてください。さまざまなドラマがあります。苦しみ、悲しみ、喜び、それに、「なにそれ!?」と言いたくなるような不思議な出来事や独特の人生観・・・

 

音楽には言葉の壁などないと言う人もいます。でも、クラシック音楽の場合、語学力があると、より楽しめます。特にオペラや歌曲ではそうです。字幕や対訳を読むだけではピンと来ないことがあります。文字を追うことに必死で、せっかくの演奏を中途半端に聴いてしまうのは勿体無いです。

 

オペラや歌曲を先に例に出してしまいましたが、わたしが最初に語学に手を出そうと思ったのは、大好きなピアニストのインタビュー動画(フランス語)を聴き取れるようになりたかったからなのです・・・ きっかけは何でも良いのです。語学の習得はシンドイ。でも、クラシック音楽は、そのモチベーションとなるのです。

 

もわたしにとっては大事な要素です。クラシック音楽の本場はやはりヨーロッパです。音楽の本場に足を運ぶことは、クラシック音楽ファンにとって、大きな意味を持ちます。愛して止まない作曲家が生まれ育った場所や活動した場所の空気を感じられることは嬉しいことです。当時と同じ建物が今も使用されています。それに、数十万円もかけて旅をするとなると、鑑賞予定作品の予習や語学の勉強にも気合いが入り、自分の音楽研究が大きく捗ります。

 

旅先でコンサートを鑑賞するという旅プランは、旅をより充実させます。ウィーンなど音楽の街では観光客もコンサートに来るのですが、それでも聴衆の多くは地元のクラシック音楽ファンです。ありきたりな観光スポットで観光客に囲まれるより、ローカルなコミュニティーに少し入り込むことの方が旅の貴重な体験になるとわたしは思います。ホールの客席で出会う初対面の人々と音楽の話題で話が弾むこともあります。

  

以上は個人的な趣味と絡めて旅について語ったのですが、旅がクラシック音楽において重要である理由は他にもあります。

 

多くの作曲家が、旅をしました。望んで旅した人もいれば、様々な事情のために旅した人もいます。故郷に戻ることを願いながら異国の地で最期を迎えた作曲家もいました。いまとは違い、旅も困難な時代でした。郷愁の想いや孤独感は計り知れません。でも、悪いことばかりではありません。旅先で知った音楽に刺激されて新たな曲を作った作曲家もいます。初訪問の国で大歓迎を受けて感激する作曲家もいます。

 

美術についても少し触れておきましょう。

美術と音楽が密接に繋がっているとは、わたしは思いません。作曲家は、美術より文学に近い位置にいたというのがわたしの見解です。ただ、それでも、クラシック音楽を聴くようになってから、わたしは自分の美術鑑賞の仕方が一歩前に進んだと感じます。なぜなら、クラシック音楽と美術では同じ題材を取り扱うことが多いからです。

 

たとえばリヒャルト・シュトラウスのオペラ「サロメ」の原作はオスカー・ワイルドの戯曲なのですが、これを題材にした絵画は比較的よく見られます。(銀の盆に載せられた「ヨカナーンの首」というオゾマシイ絵です。)他にも、ギリシャ神話や聖書、あるいは歴史上の出来事を取り上げることは、美術界でも音楽界でもよくあります。こうして、音楽や美術など、多方面からヨーロッパの歴史文化を知ることができるわたしたちは幸運だと思います。

 

このように、クラシック音楽はあらゆる文化が関連する総合的な芸術と言えます。

 

文献を読んだり、美術品や史料を見るという視覚的なアプローチだけでなく、音楽として聴くことで、感性をゆさぶり、刺激を受け、作曲家の視点を通して、歴史や文化を知ることができます。また、背景を知ることにより、ますます音楽がリアルに聴こえてきます。演奏家による解釈も参考になります。音楽を鑑賞することで、ますます自分の想像力や感性を磨いていくことができます。

 

立体的総合的な分野であるクラシック音楽は、長く付き合っていける人生の友です。

 

まだ早い、若すぎるなんていうことはありません。人生の早い時点でクラシック音楽と出会えることは幸せなことです。きっとその後の人生を豊かにするでしょう。

 

逆に、遅すぎてはいけないということもありません。いま、その年齢だからこそ感じられるものを大切にしてください。

 

ブランクがあっても良いのです。忙しくて暫く音楽から離れていたとしても問題ありません。以前とは違う曲や演奏に心を動かされるかもしれません。自分自身の変化を楽しんでください。新しい発見を恐れないでください。

 

楽しみ方は自由で無限

 

クラシック音楽を趣味にするというのは、BGMとして聴くということではありません。それでは何も広がりません。では、具体的にどうやって楽しむのでしょうか?

 

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もしかして、クラシック音楽ファンはみんな同じ音楽を同じように楽しんでいると思っているのですか?

 

ぜんぜん違います。興味範囲は各自バラバラです。たとえば・・・

・とにかく何でも聴く人

・ピアノにしか興味ない人

・オペラ三昧の人

・最近の演奏家より昔の演奏家を好む人

・レコード集めに夢中の人

・好きな指揮者を中心に聴いている人

・地元オーケストラの大ファン

・美人ピアニスト(あるいはイケメンピアニスト)ばかり聴いている人

・マーラー作曲の交響曲ばかり聴いている人

・ヴァーグナーの楽劇命な人

・アマチュアオーケストラに所属し演奏活動に情熱を注ぐ人

・フランス、ドイツ・オーストリア、ロシアなど、特定の地域の作曲家・演奏者を贔屓する人

 

それで良いのです。

「正しい楽しみ方」などありません。

「初心者はまずは一通りこれを聴く」なんていうのもありません。 代表的なものにこだわるより、自分好みの音楽を選んで聴くほうが楽しいと思います。

 

クラシック音楽は広い世界です。仮に、数百人の作曲家、数万曲の作品、数万人の演奏家がいるとすると、その中から自分好みの音楽を探すのは至難の技です。人生は短いです。できるだけ早く自分の興味分野を発見して、その世界を楽しみましょう。

 

最初の1歩のヒント

 

・好きな演奏家

まずは好きな演奏家を探して、その演奏家の活動を追いかけること。これが初心者にとっては最も手っ取り早く、効果も大きいでしょう。オススメです。

 

自分の感性に迫る演奏をしてくれる人を探しましょう。演奏が上手いだけでなく、人間的に好きになれる人が良いでしょう。ここから知らない世界が広がっていきます。たとえば、その演奏家が取り上げた作曲家や曲、あるいは協演者に惚れ込む可能性があります。わたしならその演奏家の出身地の文化や歴史も気になるので調べてみます。

 

わたしのオススメの演奏家

www.music-szk.com 

www.music-szk.com

 

 

・好きな楽器

元吹奏楽部の皆さんはぜひ担当楽器のクラシック演奏者を探してみてください。とんでもない 超絶技を見せる管楽器奏者がたくさんいます。

 

・好きな作曲家

わたしが好きなのはシューベルト、ブラームス、モーツァルト、シューマン、バッハ、ショスタコーヴィチ、 プーランク、バルトーク、ヤナーチェク、ヴェルディ・・・

それから、それから・・・

誰か言い忘れてしまいそうなので「みんな」ということにしておこう。

 

・好きな時代

あなたはバロックがお好き?現代音楽がお好き?それともロマン派?あるいは・・・

 

・好きな地域

独墺(ドイツ+オーストリア)やフランス、ロシアなどは根強い人気を誇るエリア。東欧各国も注目を集めています。オペラならイタリア対ドイツとか。

時代と地域を組み合わせて「フランスのバロック」「東欧の民族楽派」などのような分野を追いかけるのも良いです。

 

・コンサート

住んでいる地域で、あるいは旅先で。そこで出会ったのも何かのご縁ですよ!

 

・YouTube

好きな作曲家や演奏家がいない場合は、せっかくYouTubeがあっても何を聴いていいか分からないでしょう。ただ適当な動画をBGMとして聴くだけに留まってしまうのは勿体無い。

 

そういう場合は、世界各国のコンサートホール、オペラハウス、CDレーベル、放送局のチャンネルを登録してみてください。動画の中で気に入った曲や演奏家を見つけたら、YouTube内でさらに検索してみましょう。

 

たとえばメジャーなところなら

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

などいかがでしょうか。他にもたくさんあります。

 

・コンクール

既存の大スター演奏家を知らなくても気後れすることありません。これから世界に羽ばたく若い演奏家の卵の中から自分好みの演奏家を自分で発掘しましょう。今の時代、世界各国のコンクールの演奏をネット上で楽しめます。その後の活動もインターネットで情報を収集できます。

海外ならショパンコンクール、チャイコフスキーコンクール、エリザベート王妃コンクール、ロン=ティボー、リーズ、モーツァルト、シューベルト、リスト、ブゾーニ・・・

国内なら日本音楽コンクール、全日本学生音楽コンクール、ピティナ、浜松国際・・・

 

・本を読む、インターネットで情報を検索する

そんなの関係ないって、笑わないでください。クラシック音楽から始まった情報収集ですごく世界が広がりましたよ、わたしは。

 

その他の楽しみ方の例を挙げましょう。

自分で演奏してみる

歌ってみる(歌以外、たとえば交響曲を「ららら~」と歌うのもアリ)

楽譜を読む(著作権切れの楽譜をネットで無料で=ペトルッチ

CD・DVD・LPなどを集める(コレクター)

自宅のオーディオ機器を充実させる(オーディオマニア)

ブログやツイッターで情報収集、情報発信(身近に話の通じる人がいない場合)

 

どうかな?そろそろこちらにいらっしゃい・・・

 

え?まだこっちの世界に来たくない?

 

クラシック音楽はお金がかかるからコワイですって?

 

いえ、そんなことありません。どれだけ費用をかけるかは人それぞれです。

 

たとえば、旅行好きの人も様々。夏休みに青春18切符(JR普通列車乗り放題)で移動して友だちや親戚の家に泊まるという人もいれば、年に何回もビジネスクラスで海外に飛んで高級ホテルや高級ディナーを楽しむ人もいます。

 

クラシック音楽だって、インターネット、テレビ、ラジオ、図書館の資料だけで楽しむならほぼ無料。

スマホでクラシック音楽を聴く人もいるけど、100万円の高級オーディオで楽しむ人もいます。

コンサートに行くとしたら、高額チケットは数万円もするけど、東京でわたしが行くコンサートは数千円。先日行った新国立劇場でのオペラ「トスカ」は販売初日に安い席を狙ったので4320円で購入。豪華すぎる舞台セットに圧倒されました。そのときのオペラの中心人物3名は来日した海外の歌手。他にも、日本を代表するオーケストラの演奏は1500円程度から聴けます。他の趣味と比べて特別に高い趣味ということはありません。

 

え?クラオタの人がコワイって?(笑)

 

気にすることありません。クラシック音楽は完全に1人でも楽しめるので孤独を愛する人にもオススメです。無理に他人と交流する必要はありません。自分が好きなものを好きなように楽しんでください。

 

交流したい場合には、それも可能です。ただ、前述のとおり、クラシック音楽は幅広いので自分と完全に同じ視点の人などいません。お互いを尊重しながら、付き合いましょう。

 

実際、わたしは、クラシック音楽の分野であれば、交流も楽しいと思います。自分が知らないことを知るきっかけになります。良い刺激を受けることもあります。クラシック音楽という共通の話題があると、国内でも、海外でも、初対面でも自然と話が弾みます。不思議な気分ですが、そんな趣味を持っていて良かったと思う瞬間です。

 

スズキの場合

 

2008年1月、スズキは突然クラシック音楽を聴くようになりました。

 

子どものときにピアノを習ってはいましたが、クラシック音楽とはほぼ無縁の人生を生きていました。

 

聴き始めた頃はピアノとオーケストラが中心でした。それから、好きなピアニストが仲間と演奏する室内楽を聴くようになり、さらに、様々な機会に恵まれてオペラや歌曲まで聴くようになりました。

 

このブログ

 

このブログのターゲット読者は、こちらの方々です。

 

  • きっかけがあればクラシック音楽にはまるかもしれない人

  • 何となくクラシック音楽が好きだけど、もしかしたらもっと好きになるかもしれない人

 

人間の趣味は人それぞれですから、この世界に興味ない人を無理やり巻き込む気はありません。

 

このブログが、ターゲット読者の皆さんの参考になれば幸いです。でも、もしこのブログをおもしろいと思えないなら、他のクラシック音楽ファンのブログを参考にしていただければと思います。

 

では、そろそろ、こっちに来てもらえるかな・・・?

 

え?まだクラシック音楽の世界がコワイ?

 

確かに、ややマニアックな世界かもしれません。でも、超マニアックで近付き難い世界というわけではありません。ですから、マニアック過ぎるブログにするつもりはありません。

 

一方で、わたしは、「カンタンで楽しい」を強調したアプローチは嫌いです。簡単ではないからこそ、クラシック音楽はおもしろいのです。

 

それから、「クラシック音楽を聴く=ステキ女子!」などという、幼稚なアプローチにも賛同できません。(なんなのでしょうね・・・「女子」という表現は。苦笑)

 

 

わたしは自分がまだ知らない曲をもっと知りたい。珍しい曲をもっと演奏してもらいたい。そんな曲を演奏してくれる演奏者を追いかけたいです。だから、人気の定番曲を、人気の演奏者が演奏するだけのクラシック音楽では悲しくなってしまいます。クラシック音楽業界が今後も引き続き活発であること、そして多様性が保たれることを願っています。陰ながら、ファンの拡充に貢献できればと思います。

 

長いこと某サイトでブログを書いていましたが、その旧ブログを閉鎖して、このブログを新しく開設しました。新ブログの名前の「第2楽章」は、そういう事情で付けました。

 

 

あ、ちょっと!そこのアナタ!

 

待ってください!

 

こわくないから、こちらの世界にいらっしゃい!

 

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