オススメのクラシック音楽コンサート東京 王子ホール(2019年度)

銀座のド真ん中にある315席のホールです。この、程よく小さいホールでは魅力的な主催公演が行われています。

以前、作成した年間スケジュール発表の月が間違っていたので修正しました。

 

王子ホール Oji Hall

https://www.ojihall.jp

 

イジワルなスズキさんは王子ホールの宣伝は基本的に遠慮しようと思います。ただでさえ人気演奏家の公演ではチケット争奪戦が激しいのですから、それをさらに激化しようなんて、そんなことは誰も望んでいません。ですから、チケットぴあへの便利なクイックリンクも載せません。

2000席の大ホールを埋められるグループ(たとえばレ・ヴァン・フランセ)が、この315席で演奏することがあります。大ホールより、小ホールで至近距離から生音楽を浴びる方が100倍楽しいに決まっています。我々クラオタたちはチケット販売日時(土曜10時が多い)に合わせてパソコンの前でスタンバイします。販売開始から、ほんの数分で売切れてしまうこともあります。ツイッターで「取れた」「ダメだった」報告が流れます。

 

案外売れ残っていることもあって、それはそれで微妙な感じです。あれ?絶対チケット争奪戦になると思ったのに。焦る必要なかったじゃん。みたいな。

同じ演奏者が別のホールで演奏することもあるので、ダメなら他のホールのチケットを確保します。でも、315席の魅力は捨て難い。本当はここで聴きたかったのに・・・という嘆きを何度も経験しました。

座席確保の確率を上げたいなら、メンバーズクラブに入会すると良いでしょう。

 

さて、先月発表された2019年4月~2020年3月の主催公開ラインナップをご覧になりましたか?

スズキが特筆しなければいけないのは、王子ホールだけで3回も来日することになったピアニストのエリック・ル・サージュのことでしょう。好きなピアニストが頻繁に来日するのは良いことではありますが、いくらなんでも来日し過ぎです。

 

2019年5月14日(火)19:00
ユリアン・プレガルディエン(テノール)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
Tuesday, May 14, 2019
Julian Prégardien   Tenor
Éric Le Sage   Piano

 

2019年9月27日(金)19:00
エマニュエル・パユ(フルート)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
Friday, September 27, 2019
Emmanuel Pahud   Flute
Éric Le Sage   Piano

 

2019年11月30日(土)17:00
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
エマニュエル・パユ(フルート)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
Saturday, November 30, 2019
Jean-Guihen Queyras  Cello
Emmanuel Pahud   Flute
Éric Le Sage   Piano

 

最も激しい争奪戦が予想されるのは11月のケラス&パユ&ル・サージュの3人公演です。パユさんもケラスさんもスーパースターです。3人ともよく来日していますが、この3人が一緒に演奏、しかも王子ホールのような超小ホールとなると、非常に貴重です。

まだプログラムもチケット発売日も決まっていませんが、気になる方は定期的に王子ホールのサイトをチェックしましょう。わたしは今後は一切宣伝しません。もし可能であれば、忘れてください(笑)ライバルは少ない方が良いですから。

もしかしたら同じメンバーで都内の別のホールでも演奏するかもしれません。でも、315席のホールがベストだと思います。取れるといいなぁ・・・

 

5月の歌曲リサイタルについては、ついに2人の演奏が聴けるのね、という感じです。去年だったか一昨年だったか、テノール歌手のユリアン・プレガルディエンがル・サージュとシューマン歌曲を演奏しているという情報を知り、意外だなぁと思って気になっていました。CDリリース予定ということだったはずですが、そのようなCDはAmazonにはまだありません。

シューマンのピアノソロ作品と室内楽作品を全部録音した精力的なシューマン弾きであるル・サージュさんは、既に自身のシューマン大プロジェクトは完了済みで、満足なのかもしれないけど、「あのう、まだ歌曲を弾いていませんよね?!」とスズキは思っていました。室内楽と歌曲は別物ですから、歌曲伴奏をほとんどやっていないル・サージュさんがどうアプローチするのか、余計な心配をしつつも楽しみです。

名テノール歌手クリストフ・プレガルディエンの息子にして同じくテノール歌手であるユリアンは何故ル・サージュさんをピアノパートナーに選んだのだろうか。そもそも接点さえ無さそうに見えるのだけど。ユリアンがフライブルクの音楽大学で勉強していたころ、既にル・サージュさんはフライブルクでピアノの生徒を教えていたのだろうか?接点はそれだけ?ドイツ国内にシューマン歌曲のピアノを弾ける人はたくさんいるのに、ユリアンはフランスのシューマン弾きル・サージュさんと一緒にやりたかったのだろうか?

ユリアンさんは、きっと幅広く演奏仲間を求めているのでしょう。そういえば彼は以前、指揮者・オルガン奏者としての活動がメインの鈴木優人さんのピアノ伴奏で日本でシューベルトを歌っていました。

王子ホールでのプログラムはまだ発表されていないけど、ル・サージュさんと一緒なので、おそらくシューマンが中心、あるいはオール・シューマンなのではと思います。

 

2019年11月27日(水)19:00
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
アレクサンドル・タロー(ピアノ)

Wednesday, November 2019
Jean-Guihen Queyras  Cello
Alexandre Tharaud   Piano

 

王子ホールの主催公演は名演奏者が揃っていますが、一方で、毎年似たようなラインナップという印象も拭えません・・・ あの演奏者も、この演奏者も、常連さんばかり。

11月のジャン=ギアン・ケラスアレクサンドル・タローの組合せを日本で聴けるのは、久し振りでしょう。わたしはまだ2人が一緒に演奏する公演には出会っていません。チケットが取れるのなら行きたいです。

ここで少し疑問が(笑)

11月30日にル・サージュさんは本当に来日しなければいけないのだろうか?ケラス、パユ&タローでも良さそうな気がするのですが・・・ いろいろ事情があってタローさんは「ノー」と言ったのかしらね。タローさんはデュオはやるけどトリオはやらないのかもしれないし、ケラスさんとは演奏するけどパユさんとは演奏しないのかもしれないし。。 事情はいろいろあっても、案外4人で一緒に東京で打ち上げパーティーをやるのかもしれませんね。たのしそう。(スズキも同席したい)

ここで突然提案です(笑)

せっかくル・サージュさんとタローさんがほぼ同時に日本にいるので、2人にデュオリサイタルでもやっていただくというのはどうでしょう?

ル・サージュさんはフォーレCDの連弾パートナーにタローさんを選んでいます。

タローさんはサティCDの連弾パートナーにル・サージュさんを選んでいます。

王子ホール以外のホールでも良いです。来年11月までまだ時間がありますから、東京あるいは全国のホールの企画担当者の皆さん、ぜひご検討ください。

フォーレ連弾


FAURE - Souvenirs de Bayreuth, I - Eric Le Sage / Alexandre Tharaud


FAURE - Souvenirs de Bayreuth, II - Eric Le Sage / Alexandre Tharaud

 

タローさんのサティCDならわたしも所有

CD(画像をクリック)

 

 

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