クリスマスと年末年始を一人で自宅で過ごすクラシック音楽ファン向けのYouTube動画オススメ

クラオタの皆さん、こんにちは。音楽好きのスズキです。

とても贅沢なことですが、昨年も一昨年もスズキはヨーロッパでクリスマスを楽しみました。

今年は久し振りに日本でクリスマスです。

でも、日本のクリスマスは嫌いです。

クリスマスの翌日に一斉に街中がお正月デコレーションに入れ替わるところが、いかにもニセモノのイベントな感じで嫌です。待望の赤子が誕生したのに、その日だけお祝いして、翌日以降はもう関係ないなんて、普通に考えても、ものすごく違和感です。

子どもの祭りとか、恋人たちの幼稚で甘ったるいイベントとか、日本のクリスマスなど、そんなつまらんイメージばかりです。

かと言って、欧米の家族中心のクリスマスも面倒そうで苦手です(笑)

クラオタの我々にとって、最高のクリスマスの過ごし方と言えば一人でヨーロッパに滞在することでしょう!そしてコンサート三昧です!!

アナタもそう思いますか?!

気が合いますね!!

昔はヨーロッパのクリスマスといえば、店も観光施設も軒並みクローズだったのかもしれませんが、最近は、ある程度の規模の都市であればそこまで不便ではありません。コンサートなどは季節的な定番プログラムばかりですが、それでも複数のチョイスがあります。クリスマス前ならクリスマスマーケットでホットワインも飲みましょう。

しかし、今年はわたしもアナタも日本でクリスマスなのですね・・・

では、日本でクリスマスから年末年始に楽しめるオススメ動画を紹介しましょう。


Christmas Carols 🎄- The Choir of St. John’s College, Cambridge - Live Concert HD

ついさっき発見した動画です。オランダの放送局Avrotrosのクラシック音楽YouTubeチャンネルです。1時間から2時間のコンサート映像がたくさんあります。ありがたいです。気に入っているチャンネルです。

12月16日にアムステルダムのコンセルトヘボウで演奏されたクリスマスコンサートです。歌っているのはイギリスのケンブリッジのセント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊の皆さん。少年達も参加しています。

ビックリするぐらい上手いです。

わたしは世界で活躍する合唱団についてあまり知らないのですが、飛びっきり上手いと思います。クリスマスキャロルなど軽いプログラムと思ってしまうのですが、案外、聴き応えあります。歌にパワーがあるからなのかもしれません。

あ、お客さんも参加する歌があります。

O Come, All Ye Faithful です。

お馴染みの曲なのでアナタも歌えるはずです。ぜひ一緒に。

映像の中にきちんと曲名が出ているのが、スズキ的にはありがたいです。

アンコールの最後の曲まで聴いてくださいね。なかなかステキです。

 


Saint-Saëns: Weihnachtsoratorium / Christoph Poppen / DRP

次に、サン=サーンスクリスマスオラトリオをご紹介しましょう。

クリスマスの時期に演奏すべきクラシック音楽は第九とメサイアだけではないのです。この季節に相応しい曲は他にもいろいろあるのに、日本のオーケストラは第九ばかり演奏します。第九なら一般のお客さんがたくさん来てくれるからです。でも、コアなクラオタが望むのは違う音楽なのでは? 第九はいい曲ではあるけど、もう飽きてしまいました。

フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンスのクリスマスオラトリオは、ここ数年、CDで楽しんでいます。歌詞はフランス語ではなくラテン語です。生演奏を鑑賞したことはありません。

この曲は知らない?

少し聴いてみてください。もし、すぐ気に入ってくれたら、そのまま聴き続けてください。

もし、あまり面白くない曲だと感じたら、ちょっと先に飛んで14分40秒あたりから聴いてみてください。実はわたしはここからが凄く好きなのです。歌えますわよ!聴きたい?!

 

 

さて、上の動画はドイツ放送フィルハーモニーのYouTubeチャンネルにアップされている動画なのですが、ここでドイツ放送フィルハーモニーの別の動画も見てみましょう。


Musik für junge Ohren: Benjamin Britten - Orchesterführer für junge Leute / Christoph Poppen / DRP

この動画は何かって?

いいえ、彼は道化師ではありません。彼はカウンターテノール歌手のロランド・クンツです。この公演の司会者です。

これは子ども向けの解説付きオーケストラコンサートです。

クリスマスと年末年始を一人で自宅で過ごす皆さんも、ずっと音楽ばかり聴き続けると、集中力が途切れてしまうでしょう。ちょっと気分転換にドイツ語の聞き取り練習でもしてみましょう。腕試しです。さあ、がんばって!

弦、金管、木管など、各セクションを色分けで説明しています。

黄色はゲルプ、赤はロト、黒はシュヴァルツ、白はヴァイス、青はブラウです。

楽器の名前はヴィオラ→ブラチェ、打楽器→シュラクツォイクなど一部例外を除くとほぼ日本語や英語と同じような名前で呼ばれています。

さて、どれぐらい理解できるでしょう?!

演奏曲はブリテン「青少年のための管弦楽入門」です。

客席のお子様たちは熱心に聞いているように見えて、じつは撮影ビデオカメラが気になるようで・・・

 

では、定番ではありますがバッハクリスマスオラトリオも聴きましょう。


Bach: Christmas Oratorio BWV 248, part 1/2


Bach: Christmas Oratorio, part 2/2

ライプツィヒ旅から2年経ちました。あ、もう言いましたね。はは。

バッハのクリスマス・オラトリオは本来、クリスマスから翌年1月6日にかけて歌います。現代のコンサートホールでの演奏は全曲クリスマス前に歌うことの方が多いのかな。たぶん。ドイツのルーテル派教会なら本来の通りに演奏しているかも。いずれにしても、日本のようにクリスマスの翌日にはもうクリスマスが完全に終わっているような国には、この作品は馴染まないのでしょうね・・・ああ悲しい。

我々クラシック音楽ファンは、ヨーロッパかぶれとして、クリスマスを過ぎても堂々とクリスマス音楽を楽しみましょう。

 

続きまして、再びオランダの放送局のチャンネルです。

モーツァルト大ミサです。

みんな揃ってベートーヴェンの第九ばかり演奏してないで、たまにはこちらを演奏してくれてもいいのに。そう思いませんか?


Mozart: Great Mass in C minor, K. 427 - Radio Philharmonic Orchestra - Live Concert HD

 

大規模編成の音楽ばかり鑑賞して耳が疲れてしまったら、ソロ楽器を聴きましょう。

一年を振り返りながら聴きましょう。

オランダ・バッハ協会のチャンネルです。

バッハ無伴奏チェロ組曲を6人の奏者が1曲ずつ演奏していきます。


Bach - Cello Suite No. 1 in G major BWV 1007 - Swarts | Netherlands Bach Society

お手数ですが、ご自身で2番、3番と探して聴き続けてください。オランダ・バッハ協会のチャンネルページの再生リストに6曲をまとめたリンクがあります。

第5番で登場するのは鈴木秀美さんです。

第6番は・・・ふふふ。そう、あのスパレンマンです。 

www.music-szk.com

 

前の記事で紹介した「ラルペッジャータ」もオススメです。

www.music-szk.com

 

 

さあ、ちょっとまた気分転換しましょう!

こんな動画はいかがでしょうか?

今年のMyヒット・チャンネルの1つです。


"Яблочко". ГААНТ имени Игоря Моисеева.

ロシアモイセーエフ・バレエ団です。

バレエがベースになっているのですが、演目はロシアを始め世界の民族舞踏が取り入れられています。エンタメ性が高く、楽しいです。いつかロシア旅をするなら、ぜひとも鑑賞したいです。チケットの入手方法はわかりません。バレエ団のオフィシャルサイトにはスケジュールは掲載されているけど、オンラインチケットのページはありませんでした。近年、日本には来ていないようです。 

わたしのお気に入りの作品をどうぞ。


Калмыцкий танец. ГААНТ имени Игоря Моисеева.

おもしろいでしょー!!忍者みたい!

忘れかけたキリル文字を何とか読んでみようとするのだけど、カルム・・・意味不明な言葉を調べてみたら、カルムイク人が住むカルムイク共和国という国がロシア連邦内にあるということを知りました。地名・国名を調べるのが大好きなスズキとしても、初耳の国名です。まだまだロシア連邦内の共和国は自分にとって未知の世界なのです。この動画はカルムイク人の踊りがベースになっているらしい。

カルムイクはわたしが注目するコーカサス地方の近く、北の方に位置しています。言語はモンゴル諸語。最も西に住むモンゴル系の民族ということかしら?

 

楽しんでいただけましたか?!

それは良かった!

え?何?

さびしい・・・?!

なんだか、虚しくなってしまった!?

あらまぁ、繊細なのね。

どうしよう。

では、これでも聴いてみてください。

 

魂に訴える音楽だと思うのです。


Miserere mei, Deus - Allegri - Tenebrae

グレゴリオ・アレグリ (1582-1652) 作曲「ミゼレーレ」です。

これは、あまりにも神々しすぎる。

教会の音楽は教会という空間のために作曲されたのだと思う。

十分な広さと高さのある箱のための音楽。

ほとんどのコンサートを近代的なホールで聴くことしかできない日本は残念だ。日本にも教会はあるけど、ヨーロッパの教会ような巨大な石造りの建物はない。(地震で崩れるだろうし。)

教会の響きと録音技術を駆使して制作した動画なのでしょう。

すごい威力を感じる。

音楽は魔術かと思う。

気を付けた方がいいわよ。

 

 

では、充実した年末年始になりますように。

 

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