ワーグナー作品で学ぶドイツ語講座 ローエングリン

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ドイツ語学習者の皆さんへ!

もし、ここに挙げられたドイツ語の単語やフレーズにビビビと来たら、アナタはワーグナー作曲のオペラに向いているかもしれませんよ。こわくないから、こっちの世界においで!!

 

受講者の皆さんへ!

この講座を担当するスズキ先生です。

こわくないです。よろしくね。

この講座は真面目にコツコツ学習する講座ではありません。ワーグナーオペラ作品に出てくるドイツ語の単語やフレーズをスズキが適当に選んで適当にコメントするだけです。(え?そんなの「講座」ではない?)

スズキはワーグナーさんのことをヴァーグナーとドイツ語読みで呼びたいです。

ここから先はヴァーグナーさんと呼ぶことにします。

カタカナの発音は参考程度にして、正確な発音は他のサイトで確認しましょう。

Google翻訳にも音声ボタンがあります。スピーカーのマークをクリック。

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スズキブログ カテゴリー 音楽作品で学ぶドイツ語講座

 

第2回目の作品はローエングリンです。

この作品は実はあなたの初ヴァーグナー鑑賞にオススメです。ヴァーグナー作品の中ではストーリーが分かりやすいです。短くまとめるとこうなります。

少年が行方不明になる。
少年の姉エルザに関与の疑いがかかる。
絶体絶命の女を救ったのは白鳥に導かれて現れた騎士!!
騎士はエルザと結婚する。
騎士の名や身の上は誰も知らない。
そんなことは決して訊ねてはならないと騎士はエルザに強く言う。
しかし、ついにエルザは訊ねてしまう。
騎士はその地を去らなければならなくなった。
名と身分を明かして騎士は去っていく。(ちなみに彼の名はローエングリン)
エルザは息絶える。(ショックで?罰として?)

 

白鳥と一緒に現れる騎士!!なんとロマンチックなのでしょう!!

おっと、笑ってはいけません。

この白鳥の騎士に本気で憧れる人々がいるのです。

たとえば、1886年に謎の死を遂げたバイエルン王国のルートヴィヒ2世です。彼はこの作品「ローエングリン」をイメージして城を建てました。それがいまでは世界中からの団体観光客に大人気のノイシュヴァンシュタイン城です。

「シュヴァン」Schwanはドイツ語で白鳥という意味です。

あの極悪な独裁者ヒトラーも「ローエングリン」が好きでした。

ローエングリンは最高にヒーローちっくでカッコイイのです。危機にタイミング良く現れます。神々しいオーラを放ちながらも、人間らしい憂いを抱えた人物です。そしてカッコよく去っていくのです。

うーむ、スズキもローエングリンになれるかなぁ? たぶん、スズキはお姫さまエルザ役より騎士役に向いているはず(笑)

 

ではさっそく勉強を始めましょう。

カタカナの発音は参考程度にして、正確な発音は他のサイトで確認しましょう。

Google翻訳にも音声ボタンがあります。スピーカーのマークをクリック。

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Richard Wagner: LOHENGRIN (Trailer)

 

Wie wunderbar! 

ヴィーヴンダーバー

「なんと不思議な!」

英語で言えば How wonderful! と思わず感動してもらす言葉。ただし、ドイツ語の wunderbar は必ずしも英語の wonderful と一致するとは言えない。ドイツ語のwunderbarは、不思議な、魔法のような、奇妙な・・・という意味の場合もある。

ヴァーグナー作品に出てくるヒロインは wunderbar な女が多い。夢見がちで、混乱すると現実と夢や幻との境目がわからなくなってしまう、そういう不思議な魅力を持った女。「ローエングリン」のエルザもまさにwunderbarな言動が見られる女と言える。

アナタはどうですか?Wunderbarな女は好きですか・・・?

 

Ritter

リッター

「騎士」です。前回も取り上げましたが、この作品でも大事なので復習しましょう。エルザは助けにきてくれた男を「わたしの騎士さま」Mein Ritter マイン・リッターと呼びます。彼に名前を訊ねてはいけないので他に呼びようがありません。

ふふ!先日ドイツの友人からチョコレートが届きました。

ドイツ名物 Ritter Sport リッタースポーツ という名の正方形の板チョコです。厚みがあって食べ応えあります。日本でも買えますが、ドイツのスーパーの方が種類が豊富です。

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Streiter

シュトライター

「戦士、戦う人」です。白鳥の騎士は無実の罪で訴えられたエルザの代わりに、訴えた相手と決闘するためにやってきました。白鳥の騎士はエルザの「戦士」となりました。

エルザはお姫さまです。

父は既に亡くなっています。エルザの弟は跡継ぎです。家臣のフリードリヒは、行方不明になった弟はエルザに殺されたと主張します。でも、エルザは無実です。

 

Gottesgericht

ゴッテスゲリヒト

「神の裁判、神の名による裁き」 うーん、現代の我々から見ると、ただのケンカ(あるいは殺し合い)にしか見えないのだが、むかしは、特に中世のころは、戦いの勝ち負けを決定するのは実力や戦略の差ではなく、「神」のご意向ということになっていました。神のご加護がある側が勝利するので、戦い=裁判、審判 ということ。

 

Kampf auf Leben und auf Tod

カンプフ アオフ レーベン ウント アオフ トート

「生死をかけた戦い」です。Kampfが「戦い」で、Lebenが「生きること」、Todは「死ぬこと」です。

 

Gotteskampf

ゴッテスカンプフ

「神の戦い、神の名による戦い」

こうして、疑いをかけられたエルザのために、白鳥の騎士ローエングリンはフリードリヒと剣を交えることになりました。ケンカじゃないのです。神にどちらが正しいか判断してもらうための戦いです。

 

Not

ノート

「危機、困難」です。ヴァーグナーの別の作品「ヴァルキューレ」ではノートゥングという名の剣が出てきます。危機のときに助けてくれる有り難い武器の名前です。

 

Mein lieber Schwan!

マイン リーバー シュヴァーン

「わたしのかわいい白鳥よ!」 白鳥の騎士ローエングリンはそう歌いながら登場します。まあ!なんてロマンチックなのでしょう!?(笑)

ああ、スズキもマインリーバーシュヴァーン♪ と歌いたいなぁ。

先ほども説明しましたがシュヴァーンは白鳥です。白鳥は男性名詞なので「わたしのは」男性形の mein、「愛する・好きな」も男性形の lieberとなります。

 

Nie

ニー

「決して・・・ない」、つまり英語の never です。この作品ではこう続きます。

Nie sollst du mich befragen ニー ゾルスト ドゥ ミッヒ べフラーゲン(決してわたしに訊いてはならない)

太字にした部分を強く発音しましょう。特に「ニー」は力を込めて言いましょう。絶対ダメだよ!と伝えるのです。

 

Ich liebe dich!

イッヒ リーベ ディッヒ

「わたしはあなたが好きです」英語の I love you と同じです。こんなセリフをいつか言う予定の人は覚えておきましょう。。

「絶対に名前や身の上について訊かないで」というお願いをエルザが受け入れてくれたのでローエングリンは喜びます。

ローエングリンは神々しいオーラをまとっていますが、神のような人間ということではありません。彼はものすごく愛を求めていたようです。こうしてエルザと出会えて、エルザの代わりに戦う戦士となり、戦いに勝ったらエルザと夫婦になるという約束ができたことが嬉しくて、思わずストレートにアイラブユーと伝えたのです。

 

Ehre

エーレ

「名誉、誇り」です。エルザを訴えたフリードリヒは「オレの名誉」を守ることに執着していました。セリフの中で何度も「オレの名誉」と言っています。「オレの名誉」に傷がつかないようにすることが彼にとって何よりも大事なのです。

 

Sieg

ジーク 「勝利」

Heil

ハイル 「ばんざい」

2つとも前回取り上げた単語ですが、また何度も出てくるので復習しましょう。神の名による戦いに勝ったのはもちろん白鳥の騎士です。でも彼はフリードリヒを殺さず、命は助けてあげることにしました。

 

Gift

ギフト

ふふ、アナタはわたしからギフトが欲しいですか?

おっと!気を付けてください!ドイツ語の「ギフト」はプレゼントのことではありません。「毒」という意味です。ポイズンです。まあ!コワイ!

この作品では毒薬など毒そのものは出てきませんが、毒という単語は何度か出てきます。

ギフト欲しいですか? ふふふ。(ちょっとスズキさん!あやしいわよ!!)

 

Tugend

トゥーゲント 「徳のある、高潔な」 英語では virtue

Rein

ライン 「清らかな、純粋な」 英語ではpure

2つとも何かの素晴らしさを表現するときに使う単語ですね。人物とか、心とか。

 

 

Unheil

ウンハイル 「災難、不運」 heil の逆 

 

Wange

ヴァンゲ 「頬」

頬はオペラや歌曲で度々みる単語です。涙が流れるところです。幸せで火照ってしまうところでもあります。

 

Elsa

エルザ

女性の名前です。この作品のヒロインの名前です。

数年前から小さい女の子たちの間で大人気のディズニーアニメの主人公もエルザと言うらしいですね。日本では「アナ雪」?とかいう名前で知られている作品です。ごめんなさい。わたしはよく知らないです。

では、ここで突然クイズをします。

ヴァーグナーの「ローエングリン」の中でもっとも印象的に「エルザ」と呼びかけるのは誰でしょう?

1.ローエングリン(白鳥の騎士)

2.フリードリヒ(エルザを訴えた男)

3.オルトルート(フリードリヒの妻)

 

え? 1.のローエングリンに決まってるって? 

ブブー 不正解です。

答えは3.オルトルートです。

オルトルートは魔術を使う妖しげな女です。良い人のフリをしてエルザに近付きます。「エールザ(にやり)」と呼びかける声のおそろしいこと!背筋がゾクゾク凍りそうな響きです!

ああ、それなのに、世間知らずなエルザはこの恐ろしさに気付きません。素直に騙されてオルトルートに優しく接します。

 

 

Ist meine Stimme dir so fremd?

イスト マイネ シュティメ ディア ゾー フレムト

「わたしの声に聞き覚えないの?」

少しだけドイツ語の文に触れてみましょう。istは英語の is つまりbe動詞です。疑問文で be動詞が前に出てくるのは英語と同じです。

Stimmeは「声」、meine は「わたしの」、dir 「あなたに」です。so は英語のsoとほぼ同じ。fremd は「他所の」「知らない」という感じかな。英語のforeignだけど、foreignより幅広いと思います。英語のforeignはこのような文ではあまり使わないです。ちなみにFremdsprache フレムトシュプラッヘは「外国語」、Fremdlandは「外国」という意味です。

オルトルートがエルザに言ったセリフです。

 

unglückliche Weib

ウングリュックリヘ ヴァイブ

「不幸な女」という意味です。エルザがオルトルートに言いました。

オルトルートの夫フリードリヒは神の名による戦いで負けて、積み重ねてきた名誉を失ったので、もう国に留まることはできません。無実の罪が晴れて、白鳥の騎士と結婚が決まった幸せの絶頂にいるエルザが、かわいそうな女であるオルトルートのことを、哀れみをこめて「不幸な人」と言ったのです。素直で世間知らずなエルザに悪気はありません。

でも、こんな言われ方をしたオルトルートはカチンときてしまったようです。

 

Götter

ゲッター 「神々」

「神」はGot です。複数形は ゲッターです。ドイツ語の複数形の作り方は1パターンではありません。いろいろあります。これはその1つ。

キリスト教においては神は唯一のもの、一人です。別の世界、たとえばギリシャ・ローマ神話などでは神は複数います。

フリードリヒの妻オルトルートが、上手くエルザを騙せたことを喜び、神々に物事がうまくいくように願って狂ったように叫びます。そのとき「ゲッター」と叫んでいます。激しい異教徒の叫び・・・カッコイイですよ。ふふふ。

そうなのです。わたし結構オルトルート、いや、ヴァーグナーオペラの悪女キャラが好きなのです。

悪女オルトルートと「オレの名誉」を守ることに執着する夫のフリードリヒの二重唱をお聴きいただきたい。この作品の名キャラ2人です。

フリードリヒは良妻に恵まれれば、それなりに真面目な良い人として生きたかもしれません。彼はデンマークとの戦いで勇敢に戦ったという実績があります。白鳥の騎士との戦いに敗れた後も、まだ彼を慕う部下がいました。それなりに人望もあるようです。

なぜオルトルートのような女にひっかかったのでしょう。うーん、人生に成功したい(=国のトップになりたい)という願望が強すぎたのと、それから、オルトルートの魔的な魅力にやられたのでしょう。フリードリヒは妻を罵る言葉を投げながらも、妻から逃れられず、けっきょくイヌのように傍にいるのです。オルトルートは夫を操るのがうまいのです。

お聴きください。どう?!どう?!あやしげな2人でしょう!!(スズキにやり)


Lohengrin: Ortrud and Friedrich of Telramund

 

Hinweg / Zurück

ヒンヴェク / ツリュック

どちらも「あっちへ行け」「来るな」という意味です。

 

ところで、オペラなんて全然知らないという皆さんも「ローエングリン」の音楽を既にご存知なのです。ヴァーグナーの「結婚行進曲」として知られている音楽は、このオペラの音楽の一部です。


Richard Wagner: Lohengrin - Wedding March

実は、このとき、ローエングリンとエルザの愛はもう終わりに近付いていたのです。

あの悪女オルトルートがエルザを不安な気持ちにさせたのです。エルザは「騎士さま」に名前を訊きたくなってしまいました。

ハッピーな結末ではありません。ですから、大事な結婚式でこの曲を流したいときは、十分考えてから決めてくださいね。オペラの結末がどうであれ、この曲が好きなら流しても良いでしょう。

 

allein

アライン 

「1人ぼっち」だけど、「2人っきり」というときにも使う単語です。一人好きのスズキにとっては身近な単語です。「孤独」とは違います。「孤独」はeinsam アインザムです。

結婚の祝宴が終わり、ようやく2人だけになれたローエングリンは幸せでした。

wir sind allein ヴィア ズィント アライン (僕たちは2人っきりだね)

zum erstenmal allein ツム エアステンマル アライン (初めて2人っきり)

でも、ローエングリンは既にエルザの様子に変化があったことに気付いていました。それでもまだローエングリンは約束を信じたかったのです。

 

süss

ズース 「甘い」「かわいい」「優しい」英語の sweet と同じ

ローエングリンはエルザのことを「わたしのかわいい妻」Mein süsses Weib と呼びます。

 

Geheimnis

ゲハイムニス 「秘密」

Frage

フラーゲ 「疑問、質問」

Versprochen

フェアスプロッヘン 「約束」

話を整理しましょう。白鳥の騎士(ローエングリン)の名前や素性はGeheimnis (秘密)です。そのようなFrage(質問)をしてはいけません。そのようなFrage(質問)をしないと、エルザはVersprochen(約束)しました。

 

それなのに、オルトルートにそそのかされて、エルザは不安になってしまい、ついに質問してしまったのです。もうすべては終わりです。

 

Weh

ヴェー

これも前回出てきた言葉ですが再掲します。すべてが終わってしまったので、白鳥の騎士の登場を歓迎したたくさんの人がショックを受けて「ヴェー」と苦しい声をあげました。騎士自身も「ヴェー」と言っています。

 

erbarm dich mein

エアバルム ディッヒ マイン

「わたしを憐れみたまえ」は、禁句を言ってしまったエルザが、自分の犯したことを後悔して言う言葉です。バッハのカンタータ、マタイ受難曲でも出てくる言葉です。

 

Schwert

シュヴェアト (剣)

Gral

グラール (杯、聖杯)

去る前に白鳥の騎士は自ら名乗り、素性を明かします。彼は「聖杯」を守る騎士です。映画化もされたダン・ブラウンの小説「ダ・ヴィンチ・コード」を覚えていますか?聖杯伝説というのを知っていますか?興味があれば調べてみてください。ところで聖杯は女性、剣は男性を表すとか・・・いや、これ以上言わせないでください。

 

Mein Vater Parzival

マイン ファーター パルツィファール

「わたしの父、パルツィファル」

 ヴァーグナーの最後の作品は「パルジファル」といいます。「パルジファル」の主人公パルジファルが白鳥の騎士ローエングリンの父親ということです。パルジファルも聖杯を守る騎士でした。

 

ヴァーグナーオペラ(正確にはヴァーグナーは「歌劇」ではなく、ミュージックドラマ=楽劇としている)は

  • 作品同士に何らかの関係性や繋がりがある場合がある。(作品1つ1つが非常に長くて複雑で大変なのに、1つの作品それだけでは完結しないという・・・)
  • 中世の伝説や古代神話(ゲルマン神話)などがベースになっている。(日本人は伝説や神話にはあまり馴染んでいないし、我々にとっては複雑で分かりにくい)

という特徴があります。なので、わたしもまだ全貌は分かっていないのです。作品1つずつ、気長に学んでいくしかありません。

 

演出家 深作健太 ドイツ語も英語もできないけど・・・

ちょうど1年前、2018年2月にわたしは初めて「ローエングリン」を鑑賞した。二期会の上演で深作健太さん演出だった。

上演に先立って演出家や歌手によるトークショーが開催された。深作さんは映画監督の故深作欣二さんの息子さん。深作健太さんも映画や舞台演劇の制作(監督、演出、脚本など)で活躍している。

特にクラシック音楽やオペラには興味なかった深作さんだが、若いときにたまたまCD売り場でヴァーグナーオペラの映像がスクリーン画面に出ていて、音楽も流れていて、衝撃を受けたそうだ。そして沢山オペラ作品を鑑賞して研究した。

ドイツ語どころか、英語も片言しか対応できないとトークショーでおっしゃっていたが、オペラへの情熱と演劇演出の経験・実力で2015年に二期会でリヒャルト・シュトラウス「ダナエの愛」を演出し、成功させた。指揮者の準メルクルさんとも片言の英語でコミュニケーションを図り意気投合。今回の「ローエングリン」の上演に繋がったとのこと。

実際、トークショーでも深作さんはそれはもう嬉しそうに話し続ける。オペラの演出をすることが幸せだと顔に書いてある。

深作さんに演出の機会を与えたオペラ界をすばらしいと思うし、全力で応じた深作さんもすばらしいと思う。

「オペラを鑑賞するなら、その作品の原語を学べ」とわたしはいつもブログで言っているが、それはあくまでわたし個人の考えであり、普遍的に絶対正しい考えというわけではない。

オペラ制作に関わる人々も、オペラを鑑賞する人々も、それぞれ自分に合うやり方で取り組めば良い。

だから、語学は苦手だから、オペラなんか観たくないなんて言わないでくださいね。

もし何か惹かれる部分があったら、

例えば、ストーリーが好きとか、音楽が好きとか、歌手が好きとか、

ドイツ語やイタリア語を好きになれなくても、オペラを好きになっていいのです。

自分なりの楽しみ方を見出して、前に進んでいってくださいね。

スズキは陰から応援しています。

 

予習CD

(画像をクリック→Amazon)

図書館で借りました。主役ローエングリンを歌っているのはプラシド・ドミンゴ。

ドミンゴがドイツ語オペラを歌っているのは初めて聴きました。映像で観たわけではないけど、白鳥の騎士が物凄く似合っている・・・と思わせる見事な歌いっぷりです。

 

「ローエングリン」参考動画

生死をかけた神の戦いにローエングリンが勝った場面。エルザは感激過ぎて嬉々として歌いまくる。


[EuroArts 2072028] WAGNER: Lohengrin (Bayreuth Festival, 1982)

 

 

第3幕の最初。結婚行進曲の前。カッコイイ演奏だ。

指揮者バレンボイムさん張り切ってます。というのも、オーケストラはユダヤ系の彼が創設したアラブ諸国出身者から成るウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団。ヴァーグナー作品、ヒトラー、ユダヤ人・・・いろいろセンシティブな事情がありまして、そんな話はまたいつか。とにかく演奏を聴いてみてください。


Richard Wagner: Lohengrin - Prelude to Act lll. BBC Proms

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いかがでしたか?

疲れてしまいました?

ドイツ語の勉強をもっとやりたい人はこちらをどうぞ。

www.music-szk.com

 

では、最後にスズキの夢を叶えてしまいましょう。

ついにスズキが「わたしのかわいい白鳥さん」を歌います!

自分で台本(リブレット)を書きました。都合により日本語とドイツ語が混じっています。

 

オフィスの人1:ヴェー!!なんだこの複雑な文書は!

オフィスの人2:ヴェー!こんなに難しい内容。時間は限られているのに!

オフィスの人1:こんな短い時間で!

オフィスの人3:あの伝説の翻訳者なら、もしかしたら・・・

オフィスの人2:そうだ、あの人にしかできない!

オフィスの人々:シュヴァーン! シュヴァーン!白鳥だ!!

オフィスの人1:ああ!もしかして・・・

 

伝説の翻訳者スズキ:マイン リーバー♪ シュヴァーン!!!

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やったー!

スズキ、カッコいいぞ!

危機のときに現れる伝説の翻訳者スズキ!

ほら、やっぱりわたしには流浪の勇者が似合う!

(お姫さまは似合わない!)

 

 

 

 

あれ?

あれれ?

 

 

 

 

 

やだ!

スズキさんったら!

白鳥と間違えて、アヒルと一緒に来ちゃった!!

 

 

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