究極の癒しのYouTube動画が、伝説のアレだった件

また、お絵かきしました。

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クラシック音楽は、わたしの世界を広げてくれます

わたしにとって、音楽は知の世界への入り口なのです。

でもね、知的好奇心を抱く前には、まず、必ず音楽に感動しているのです。

素直に音楽に身を委ねる瞬間は幸せな時間です。

 

ここ2~3ヶ月、ついつい何度も繰り返しYouTubeで再生してしまう動画があります。

過去記事でもこの動画を紹介しました。

動画はついに再生数100万回に達しました。

おめでとうございます!!

世界各地の大勢の人々を癒しているのですね。


Miserere mei, Deus - Allegri - Tenebrae

 

何度聴いても鳥肌立つ崇高な響き・・・

たまらん。。。

じつは、絵的にもおもしろい。

なぜか遠く離れたところにたった一人たたずんで独唱する男性とか。

しかも危ない位置で。

「落ちないでね。気をつけてよ!」と、彼に声をかけたい。

それから、小柄な女性3人と大柄な男性1人から成る四人組もなんだかツボにはまる。

 

「知識欲の高い」はずのスズキは、何も知らずに何度もこの動画を楽しんでいました。音楽そのものの美しさを楽しんでいました。

 

作曲者グレゴリオ・アレグリはイタリアの作曲家です。バッハより約100年前の1582年に生まれました。

アレグリの作品の中で断トツで有名なのが、この動画でも歌われている「ミゼレーレ」です。

この美しい曲はバチカンのシスティーナ礼拝堂で歌われていました。

音楽の神聖さを保つため、この曲の楽譜を書き写すことは禁じられていました。

つまり、そこでしか聴けない門外不出の音楽だったのです。

この曲は四声+五声で成り立っています。

つまり、9つの旋律が交差するように歌われるのです。わざわざシスティーナ礼拝堂に行って、この曲を聴いたとしても、楽譜に書き採ることはほとんど不可能です。

ところが、ある14歳の少年がシスティーナ礼拝堂ででこの音楽を聴いて、サラサラと楽譜を書いてしまったのです。

たった1度聴いただけなのに!

なんという天才!

 

その少年の名前はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。

そう、あのモーツァルトだったのです。

 

モーツァルトが子ども時代に何か門外不出の宗教合唱曲を楽譜に書き採ってしまったというエピソードはもちろん知っていました。でも、具体的な曲名は知りませんでした。

その音楽がどのような音楽なのかも知りませんでした。

 

これだったのか・・・

ものすごく納得。なるほど、これほど崇高な音楽は門外不出にして守りたくなる。それほど特別な音楽なのです。

 

あらためて、音楽は素晴らしい。

でも、同時に、音楽は恐ろしいとも思う。

その威力は神の技なのでしょう。

ああ、それにしても旅したい。

ヨーロッパの大きな教会でこういう音楽を聴きたい。

ニッポンは退屈だ。 

 

ところで、ウィキペディアによると作曲家アレグリは「カストラート」だったと言われているそうです。

「カストラート」とは少年時代の高い声を維持するために「去勢」した男性歌手のことです。

ウィキペディアによると、もし本当にアレグリが「カストラート」だったら、ウィキペディアに載せられている彼の肖像がはおそらくニセモノだということです。その理由は・・・

ja.wikipedia.org

 

この記事のどこかに、あなたがクラシック音楽に目覚めるキッカケがありますように。

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