夏フェス情報 2019年・・・日本国内&ヨーロッパのクラシック音楽祭

猛暑の東京を飛び出して音楽を楽しもう。

東京のコンサートでは、感動的な演奏を楽しんだ直後に暑苦しい満員電車に乗って家に帰る。あっという間に現実世界に戻っていく。残念なことだ。

旅先なら、夢心地のままホテルのベッドにダイブできる。明日の仕事や誰かの世話なんか忘れて音楽の余韻に浸ろう。なんという幸せだろう。ああ!!

さあ、あなたも旅に出よう。

そして、旅先で音楽鑑賞をしよう。

以下は音楽好きのスズキが独断と偏見で選んだオススメの夏の音楽祭一覧2019年版。 

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日本

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セイジ・オザワ 松本フェスティバル

https://www.ozawa-festival.com

2019年8月17日~9月7日

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メイン公演の1つはチャイコフスキー作曲のオペラ「エフゲニー・オネーギン」で、しかもオネーギン役がマリウシュ・クヴィエチェンではないかぁ!!! (←いま知った人)

行く予定なかったのに、行ってしまおうか・・・もう高い席しか残っていないのだが。

同作はロシアの文豪プーシキン原作。クヴィエチェンは、わたしが数年前にANA機内エンターテイメントで観て激惚れして即効DVD購入したニューヨークMET上演「エフゲニー・オネーギン」でもオネーギン役(ネトレプコの相手役)だった。クヴィエチェンは、ニヒルな世捨て男オネーギン役がたまらなく似合っていて、その後の苦しい落ちぶれ人生もまたよく似合っていて・・・(←褒めている)

ああ、どうしよう。どうしよう。。行ってしまおうか。

皆さんはどうする?

チケットぴあ 2019セイジ・オザワ 松本フェスティバル icon

演奏会場は複数あるが「オネーギン」が上演されるのは市民芸術館。松本駅から徒歩10分なので、駅周辺のホテルが便利。

長野県松本市のホテル Booking.com

 

草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル

http://kusa2.jp

2019年8月17日~31日

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宿泊先はもちろん草津温泉の宿。温泉街中心部から会場のホールまで音楽祭専用バスが出る。

今年のテーマ「バッハからシューベルトへ」は、わたしの好みにぴったりだ。どちらもわたしが溺愛する作曲家。ひょっとしてスズキを狙っている(?)  特に気になっているのが、バッハのミサ曲とシューベルトのミサ曲が同時に聴けるプログラム。行くかどうかは検討中。

チケットぴあ 草津国際音楽祭 icon

群馬県草津温泉のホテル Booking.com

 

木曽音楽祭

https://www.town-kiso.com/manabu/event/100210/

2019年8月22日~25日

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スズキブログではお馴染みの室内楽音楽祭。木曽福島駅から音楽祭専用バスが出るので駅周辺の宿に泊まると便利。

長野県木曽町のホテル Booking.com

今年のプログラムの特徴は歌曲だろう。シュポア作曲の歌曲とブラームス作曲の歌曲が聴ける。

もう何度も行ったし、周辺観光も十分楽しんだので、しばらく木曽は遠慮しようと思う。まだ行ったことがない人はぜひとも夏休みのプランの1つとしてご検討いただきたい。

チケットは現地で当日券を狙うのが最も簡単だと思う。

スズキブログ参考記事

クラシック音楽ファンは夏に「青春18きっぷ」で木曽音楽祭に行こう! 3つの旅プラン(東京駅発) - 音楽好きのスズキ 第2楽章

松本、草津、木曽の音楽祭は東京からJRの青春18切符で行くことができる。旅費を安く抑えたいなら、この乗り放題切符をうまく活用すると良い。

 

PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌)

https://www.pmf.or.jp

2019年7月6日~8月2日

行きたいと思いながらまだ行けていない音楽祭。今年も断念か?

実はピクニックコンサートも鑑賞したい・・・野外で音楽鑑賞。また、評判の良い札幌のホールKitaraにも興味津々。いつか絶対行く。

メイン公演は東京でも演奏する。わたしもPMFの東京公演なら過去に1回(2回?)鑑賞したことがある。東京で聴けるから札幌まで行かないという決断をしてしまうのだ。今年の東京公演はショスタコーヴィチの交響曲第4番で指揮はゲルギエフ。いいねぇ。

札幌では公開リハーサルや公開マスタークラスも沢山ある。いいなぁ。

チケットぴあ PMF2019 icon

コンサートホールKitaraは中島公園にある。公園周辺のホテルが便利。札幌駅からホールに行く場合は、地下鉄5分+徒歩7分。

北海道札幌市のホテル Booking.com

 

霧島国際音楽祭

http://www.kirishima-imf.jp 

2019年7月18日~8月4日

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霧島は鹿児島県。避暑地での音楽祭を想定していたのだが、凄まじい湿度と暑さだった。そのときのことはこちらの記事に書いた。

スズキブログ クラシック音楽旅 in 日本 2012 - 2017

霧島国際音楽祭の特徴はなんと言っても演奏者(アカデミーの講師を務める演奏者もいる)の豪華さ。今年のピアノ演奏者兼講師はエリソ・ヴィルサラーゼ、ダン・タイ・ソン、シプリアン・カツァリス。学生さんたち幸運だなぁ。いいなぁ。ほかにもチェロ奏者の堤剛さん、ヴィオラ奏者の店村眞積さんなどなど。

ピアノ講師陣が出るコンサートもいいけど、堤剛・樫本大進・小菅優のトリオも気になる。この3人が鹿児島で一緒に演奏するなんて、みんな知らないだろうなぁ・・・

チケットぴあ 霧島国際音楽祭 2019 icon

鹿児島市内でもコンサートあり。

メイン会場である霧島市の「みやまコンセール」へは鹿児島市内から専用バス(鹿児島空港経由)が出る。鹿児島市内から「みやまコンセール」は結構遠い。1時間以上かかる。

鹿児島県霧島市のホテル Booking.com

鹿児島県鹿児島市のホテル Booking.com

 

ヨーロッパ 

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誰でも簡単にヨーロッパに旅できるわけではない。費用がかかるし、休暇の長さも必要。でも、妄想は無料。いつか実行できる日のために、しっかりシミュレーションしよう。

ちなみに夏のヨーロッパ音楽旅で一番のネックになるのはやはり飛行機代。早めの購入が可能で、かつ、安い出発日・帰国日を選ぶことが可能であるなら、ある程度まで飛行機代を抑えられる。目安として、これまでのわたしの夏のヨーロッパ旅では、エコノミークラス往復12万円から18万円ぐらいだった。航空会社のサイトで直接購入した。どうだろう。高いと言えば高いのだが、ハイシーズンの飛行機代としては、想定より安いのでは?

ホテル代については、こちらも驚くほど高いというわけではない。高いホテルもあれば、そこそこリーズナブルに泊まれるホテルもある。一部コメントを入れたので参考にしていただければと思う。

また、事前にオフィシャルサイトやYouTubeなどでお客さんの服装を確認して、その場に相応しい格好で鑑賞しよう。

 

ザルツブルク音楽祭

https://www.salzburgerfestspiele.at/en/

2019年7月19日~8月31日

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面白そうなのはヘンデル作曲オペラ「アルチーナ」。超豪華な歌手陣はフィリップ・ジャルスキー、サンドリーヌ・ピオー、チェチェーリア・バルトリなど。ほら、すごいでしょ! ただし現時点(6月12日)で既に完売らしい。諦めきれないなら、毎日サイトをチェックしよう。キャンセルチケットを入手できるかもしれない。

ザルツブルク音楽祭は夏のクラシック音楽祭の代表格。高級感のある優雅な音楽祭だ。そんな音楽祭が開催される夏のザルツブルクのホテルなど高すぎて泊まれないとわたしは思っていた。

ところが、駅周辺には1泊1万円前後のリーズナブルなホテルが複数あった。コンサート会場がある旧市街まではバスで5分~10分。2015年にわたしはザルツブルクに1泊して1公演だけ音楽祭のコンサートを鑑賞した。

オーストリア ザルツブルクのホテル Booking.com

参考:2015年の旅で滞在したホテル
駅から徒歩5分、室内雰囲気・スタッフ対応Good

www.booking.com

スズキブログ 2015年のオーストリア旅

 

BBCプロムス

https://www.bbc.co.uk/proms

2019年7月19日~9月14日

こちらも夏の音楽祭の代表格だろう。

メイン会場のロイヤル・アルバート・ホールの客席数は7000~8000人。通常のオーケストラコンサートのホールは2000人前後なので、はっきり言えば大き過ぎ。まあでも音楽祭なのだから良いではないか。

広い分、席の値段も幅広い。なんと当日販売の6ポンド(820円)の立見席もある。毎晩聴きまくろうではないか!

ざっとプログラムを見てみたが、どれも凄いので1つや2つをピックアップするのは難しい。次々と各地の大物オケや演奏家が続々ロンドンに来てくれるので、アナタは待っているだけで良い。ステキだ。夢のようだ。

イギリス ロンドン ケンジントン周辺のホテル Booking.com

 

ルツェルン音楽祭

https://www.lucernefestival.ch/en/

2019年8月16日~9月15日

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こちらも待っているだけで次々大物が来てくれる夏の音楽祭の代表格。音楽監督は2016年からリッカルド・シャイー。今年も彼がルツェルン祝祭管弦楽団を指揮する。

わたしは2013年に1公演だけこの音楽祭の公演を鑑賞したが、宿泊先はルツェルンではなくチューリヒだった。なので、チューリヒ滞在予定の方でもルツェルン音楽祭を楽しむことができる。この2つの都市は電車で1時間ほど。念のため、電車の時刻表を事前に確認しておこう。メインのホールはルツェルン駅の至近距離にある。

湖の畔にあるルツェルンはとにかく美しい。町の雰囲気も気に入った。

スイス ルツェルンのホテル Booking.com

スイス チューリヒのホテル Booking.com

参考:チューリヒで滞在したホテル
駅から徒歩5分、部屋の壁が薄いのか隣室の物音が聴こえてしまう。しかし、物価の高いスイスでは重宝する安めのホテル。2013年と2017年に利用。

www.booking.com

スズキブログ 2013年のオーストリア・スイス旅

 

バイロイト音楽祭

https://www.bayreuther-festspiele.de/en/

2019年7月25日~8月28日

ヴァーグナー作曲のオペラを上演する音楽祭。ほんの何年か前までは入手困難なチケットだったが、今では他の音楽祭のように一般向けに販売されている。今年の上演作品は「タンホイザー」「ローエングリン」「パルジファル」「トリスタンとイゾルデ」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」となっている。そろそろわたしもバイロイト行きを検討してもいいだろうか?(え?オマエはまだ早いだろって?)

ドイツ バイロイトのホテル Booking.com

 

アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭(野外オペラ)

https://www.arena.it/

2019年6月21日~9月7日

3万人収容の巨大なローマ遺跡で開催されるオペラ音楽祭。わたし自身は音楽祭はまだ未経験だが、2017年イタリア旅でアレーナの抜群の音響を確認した。旧ブログ時代、この音楽祭に行った人のブログを読んでいた。それ以来、行ってみたい音楽祭として注目している。

今年上演されるオペラは「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」「アイーダ」「イル・トロヴァトーレ」「カルメン」「トスカ」となっている。

ヴェローナは小さい町なので3万人もの客の宿泊場所はない。近隣の別の町に泊まる場合もあるのだろう。電車の時間を確認しておこう。

イタリア ヴェローナのホテル Booking.com

 

シューベルティアーデ

https://www.schubertiade.at/

2019年4月27日~5月5日、15日、24日、25日 ホーエネムス
2019年6月22日~30日 シュヴァルツェンベルク
2019年7月13日~14日 ホーエネムス
2019年8月24日~9月1日 シュヴァルツェンベルク
2019年9月20日~22日 ホーエネムス
2019年10月2日~9日 ホーエネムス

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音楽好きのスズキは大好きな音楽を追いかけていたら、こんなに美しい場所にたどり着いてしまった・・・!! ヨーロッパ各地を旅したが、ここが間違いなく最大の自慢の旅先だ。ここに1人で行くことができたので、旅人として自信を持てるようになった。

2013年は4泊、2015年は5泊、オーストリアの山の中、ブレゲンツの森で開催される室内楽・歌曲音楽祭を楽しんだ。4月から10月まで、シュヴァルツェンベルクという村とホーエネムスという町で演奏する。わたしは2013年も2015年もシュヴァルツェンベルクで鑑賞した。村は小さいので宿泊先は周辺の別の村になる。音楽祭専用シャトルバスで会場に行く。宿泊先のホテルはシャトルバスが停まる場所にしよう。ホテルの名前がそのままバス停の名前になっている。

各ホテルは鉄道駅ブレゲンツ駅またはドルンビルン駅からバスで15分~1時間程度。

プログラムも演奏者もわたし的には最高に素晴らしい。オススメ公演をいくつか紹介したいけど、どれも素晴らしくて選べない。代わりに(?)わたしの好きなピアニスト第一号のフランク・ブラレイが出演する公演を紹介しよう。

2019年9月21日 ホーエネムス

ゴーティエ・カピュソン(チェロ)とベートーヴェン

2019年10月5日 ホーエネムス

モディリアーニ弦楽四重奏団、コントラバス奏者とシューベルトピアノ五重奏曲「ます」

オーストリア ホーエネムスのホテル Booking.com

オーストリア シュヴァルツェンベルクのホテル Booking.com

参考:2013年&2015年の旅で宿泊したホテル
(シュヴァルツェンベルクで鑑賞する場合のオススメホテル)

www.booking.com

たった2回しか利用していないけど、わたしが勝手に「定宿」と呼んでいるホテル。今後もまたシューベルティアーデに行くならここに泊まりたい。ドルンビルン駅からバスで1時間ぐらい、ブレゲンツ駅からバスで行く場合は途中で乗り換え。

ブレゲンツの森では周辺にスーパーやレストランは無い。必然的に1泊2食付のプラン(「ハーフボード」)を選ぶことになる。Hotel Kroneでは夕食は毎晩5皿ディナー、朝食ビュッフェには地元産チーズが何種類も並ぶ。音楽を追いかけて行ったのに、なんだか思いがけず、優雅な気分で毎日を過ごした。夜のコンサートに行くときは、事前に相談すれば少し早めにディナーを用意してくれる。ホテルはアウという村にある。そこからコンサート会場であるシュヴァルツェンベルクまでは音楽祭シャトルバスで行く。バスチケットはホテルのレセプションでも販売している。

ブレゲンツの森で3泊以上する観光客は、ホテルからバスやロープウェー乗り放題のカードをもらえる。ぜひともバスに乗って、ロープウェーを利用して、山に行こう。とんでもなく凄いところに来てしまったという気分になる。(晴れていれば・・・)

めったに日本人が来ないエリアではあるが、このホテルでは少人数の日本人グループを受け入れたこともあるので、少しだけ日本人に慣れていると思う。オーナーもスタッフもとても感じが良い。とにかく、とにかく、わたしはとても素敵な時間を過ごした。

スズキブログ 2013年 オーストリア・スイス旅

スズキブログ 2015年 オーストリア旅

 

ブレゲンツ音楽祭(湖上オペラ)

https://bregenzerfestspiele.com/

2019年7月17日~8月18日

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シューベルティアーデが開催されるオーストリアのブレゲンツの森の地域にある主要都市(小さい町)ブレゲンツで開催される野外オペラの音楽祭。オーストリア、スイス、ドイツに面するボーデン湖を背景に上演される。映像でしか観たことないが、ダイナミックでカッコ良かった。湖に浸かりながら歌っていたり・・・

今年は「リゴレット」が湖上で上演される。いいなぁ。行きたいなぁ。室内プログラムも魅力。

オーストリア ブレゲンツのホテル Booking.com

 

ヴェルビエ音楽祭

https://www.verbierfestival.com/en/

2019年7月19日~8月3日

これも有名な音楽祭の1つ。Medici.tvなど、コンサート動画のネット配信を観ながら、いつか現地で鑑賞したいなと思ったのはわたしだけではないはず。

スイスのリゾート地での開催だが、ここにも泊まれそうな比較的リーズナブルなホテルは存在する。

こちらも大物から若手までメジャーな演奏者が揃っていて、特定の公演をピックアップしにくいのだが、ちょっと「え?」と思ったのはルノー・カピュソン(ヴァイオリン)とアンドラーシュ・シフ(ピアノ)という意外な組み合わせ。近年、カピュソンは主に若手を中心に積極的に幅広く協演しているけど、超大御所アンドラーシュ・シフと組むというのは、少なくともわたしは見たことないのだが・・・(というか、シフさん各地の音楽祭に出演しまくり・・・上記の音楽祭のほとんどに今年もご出演という超ハードスケジュール)

スイス ヴェルビエのホテル Booking.com

 

エクサン・プロヴァンス音楽祭

https://festival-aix.com/en

2019年7月3日~22日 

南仏の音楽祭の1つ。いつか絶対に行きたい音楽祭として狙っている。昼間は南仏の町を1つずつ訪問。夜はコンサートで音楽三昧。ああ、ステキ・・・ 

今年は(数年前から?)グリーンとピンクのポップなデザインを採用していて、インスタグラムでも際立っている。

モーツァルトの「レクイエム」が、どうやらオペラのように舞台演出をプラスして上演されるらしい。指揮はラファエル・ピション、演奏は彼が率いる古楽アンサンブル「ピグマリオン」。実はわたし、彼らの演奏をいつか聴きたいと思っている。YouTubeで個人的に注目している。

オペラは「トスカ」の他に近代オペラ、クルト・ヴァイル作曲「マハゴニー市の興亡」が上演される。どんなオペラか知らないが興味あり。

フランス エクス・アン・プロヴァンスのホテル Booking.com

 

サロン・ド・プロヴァンス音楽祭

https://festival-salon.fr/en 

2019年7月28日~8月5日

こちらも南仏の音楽祭。エリック・ル・サージュ(ピアノ)、ポール・メイエ(クラリネット)、エマニュエル・パユ(フルート)の3人組が仲良しの仲間たちを誘って開催する音楽祭。彼らのファンにとってはお馴染みのステキな演奏者たちが集う(ただしブラレイさんの名前は今年は見当たらない)。スズキもいつか絶対聴きに行くんだ。。。

意欲的なプログラムばかり。たとえば7月29日の公演はクララ・シューマン作曲のピアノ三重奏曲(演奏:トリオ・カレーニン)に始まり、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲(演奏:ヴァイオリンの代わりにパユのフルート、ピアノはル・サージュ、チェロはケラス)、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲「アメリカ」(第1ヴァイオリンの代わりにパユのフルート)、そして新作プレミア(?)でサックス、チェロ、パーカッション、ピアノのための作品。うーん。すごいなぁ。プログラムも凄いし、出演者の数もやたら多い。

別の日の演奏作品の1つはジャン=フレデリック・ヌーブルジェ作曲のピアノ三重奏曲。ヌーブルジェは、ラ・フォル・ジュルネ常連客にとっては懐かしいピアニスト。

フランス サロン・ド・プロヴァンスのホテル Booking.com

 

ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭

http://www.festival-piano.com/en

2019年7月19日~8月18日

ゴールデンウィークの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」のプロデューサーでもあるルネ・マルタン氏がフランスのナントで「ラ・フォル・ジュルネ」を開催するよりも、もっと前に立ち上げた音楽祭。ラ・フォル・ジュルネでお馴染みの演奏家はもちろん、さらに幅広く、キーシンやソコロフのようなラ・フォル・ジュルネには出なさそうなピアニストも登場する。ピアノ好きにとっては夢のような音楽祭。メイン会場は野外。

ところで、先日「我が偏愛の・・・」コーナーでご紹介したピアニスト、ユーリ・エゴロフ(1954~1988)のCDが届いたのだが、それによると彼も数回ラ・ロック・ダンテロンで弾いていたそうだ。届いたCDのブックレットの2ページ目が、西に亡命を申し出た直後の日記の一部で、かわいそうなぐらい不安でいっぱいの22歳の若者の吐露が綴られていて、なんだかね・・・いろいろ想ってしまう。そんな彼も、その数年後にはここで夏を楽しみながら弾いていたのかぁ。

フランス ラ・ロック・ダンテロンのホテル Booking.com

 

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭

https://www.shmf.de/

2019年7月6日~9月1日

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北ドイツ、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の各地に存するユニークな場所で開催される。旅行気分を味わえる音楽祭だ。ここは、ドイツでは珍しい海に面した地域。山はないが、なだらかな平地や丘がどこまでも続く平和なところという印象。ステキな音楽祭なのだが、コンサート会場が鉄道駅の近くとは限らない。旅人にとっては、アクセスがやや困難であるのが問題だ。わたしは有難いことにドイツ人の友人が車を運転して各地に連れて行ってくれた。ハンブルクやリューベックなどの都市部でも演奏されるので、そこのコンサートなら旅行者でも問題なく行けるだろう。

今年のプログラムにはわたしのお気に入りのヴィオラ奏者ニルス・メンケマイヤーの名前もある(彼はこの音楽祭の常連)。また、オーストリアのシューベルティアーデで聴いたミネッティ弦楽四重奏団の名前もあった。音楽祭を締めくくるコンサートの1つがバッハの「マタイ受難曲」で鈴木雅明さん指揮なのでバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏なのかと思ったら、そうではなく、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団&合唱団が演奏するそうだ。その公演の演奏場所はハンブルクのエルプフィルではなくリューベックのホール。

ドイツ ハンブルクのホテル Booking.com

ドイツ リューベックのホテル Booking.com

スズキブログ 2016年 ドイツ旅

 

インスブルック古楽音楽祭

https://www.altemusik.at/en 

2019年7月16日~8月27日

そろそろスズキは古楽の音楽祭に行きたい。インスブルックは前から狙っている音楽祭。シューベルティアーデのブレゲンツの森とザルツブルクの間ぐらいに位置する。

今年上演されるオペラはヘンデル作曲「オットーネ」など。オペラ以外もおもしろそう。カウンターテノールのヴァレア・サバドゥスが歌うポルポラ作曲作品など。サイトによると、すでに完売か。最安席は28ユーロか・・・安い!

オーストリア インスブルックのホテル Booking.com

 

ユトレヒト古楽音楽祭

 https://oudemuziek.nl/

2019年8月24日~9月1日

オランダのYouTubeチャンネル AVROTROS Klassiek で知った古楽音楽祭。こちらも行ってみたいと思って狙っている。他のヨーロッパ音楽祭と比べると期間は短いが、朝から晩までイベントがあるので音楽三昧できそうだ。

ほら、やはりあった! クリスティナ・プルハルとラルペッジャータの公演が!このメンバーの演奏は、まだ古楽の世界を知らない人でもきっと楽しめるはず。

オランダ ユトレヒトのホテル Booking.com

 

たくさん紹介してしまった。一部脱線してしまい、文章が長くなってしまった。わけがわからなくなってしまっただろうか。それなら、もう1回最初から読み直していただきたい。

そして旅の計画や旅の妄想を楽しもう!妄想は実現の可能性を秘めている。いつか実現できますように。

 

参考記事

www.music-szk.com

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