東京で完売のファウスト&メルニコフを群馬県で聴く予定・・・高崎芸術劇場のポテンシャル

首都圏クラオタの週末の様子を教えてあげよう。

日時:土曜または日曜の朝10時

イベント名:チケ鳥(=チケット争奪戦)

5分前にパソコンの前にスタンバイ。

サン、ニ、イチ、ゼロ・・・ゼロの寸前に願いを込めてクリックする。

エイ!!!

「ただいまアクセスが集中しています。」

「しばらく経ってからアクセスし直してください」

むむぅ。

遠慮するな、ワタシ。

押して押して押しまくれ!

エイ!エイ!!

トリャーーー!!!

ヨッシャー!販売画面に繋がった!!!

「予定枚数終了」

がーーーーん(涙)

どうですか?なかなかドラマチックでしょう?!こうやってクラオタたちは週末に一喜一憂しているのだ。勝つか負けるかの戦いなのだ。

一流演奏家による小ホールでの演奏は激しい戦いになる。

大ホールの場合も、最安チケットを狙う場合は争奪戦になる。

本日、スズキ、10月の新国立劇場オペラ「エフゲニー・オネーギン」のチケットを取るつもりでスタンバイしていたのだが、ぼんやりネットサーフィンしていたら10分も販売開始時間を過ぎていた・・・案の定、最安席(5,400円)はとっくに売り切れていたので、泣く泣く2番目に安い席(8,640円)をゲットしたのだった。とほほ。しっかりしろ自分。

 

同様に5月25日(土)もスズキはチケ鳥のためにスタンバイしていた。電車移動中だった。スマホを握り締めて販売開始の10時を待った。狙った公演はこちら。

2019年10月29日

王子ホール

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)

ドビュッシー ヴァイオリン・ソナタ ト短調
バルトーク ヴァイオリン・ソナタ 第1番

ストラヴィンスキー 協奏的二重奏曲
フランク ヴァイオリン・ソナタ イ長調

チケットぴあでの販売ではなかった。王子ホール(315席)のサイトとイープラスで販売。

実は最初から無理だろうと思っていた。王子ホールはまず有料会員向けに販売する。残りを一般販売する。この公演はほとんど有料会員向け販売で売れてしまったのだろう。

勘は当たった。比較的スムーズに応じホールの販売画面にアクセスすることはできたが、そこには「終了」の文字。一般販売で販売されたチケットは何枚だったのだろう?3枚ぐらいか?(笑)

www.music-szk.com

 

でも、スズキはどうしてもこのプログラムの公演を聴きたかった。ファウストとメルニコフはベートーヴェンやモーツァルトなど独墺作曲家のプログラムを演奏することが多いように思うが、今回はご覧の通りフランスや東欧の音楽を演奏する。なんだか無性に聴きたくなった。

そして、京都の青山バロックザールと群馬県高崎市の高崎芸術劇場で公演があることを知った。

あれ?でも?高崎芸術劇場って?

そんなホールあったかしら?

高崎芸術劇場

調べてみたら、今年2019年9月に開館する新しいホールだそうだ。2000人規模の大ホールの他に、音楽ホールという室内楽向きの413席の小ホールがある。サイズ的にも、木材に囲まれた造りという点も、わたしの好みにピッタリだ。その小ホールでファウストとメルニコフが演奏する。よし、そこに行こう。一昨日の一般販売でさっそくチケットを購入した。こうしてスズキの高崎行きが決まった。

 

公演日時:2019年10月30日(水)19時

高崎芸術劇場 音楽ホール

プログラムも値段も王子ホールと同じ(強気のチケット代設定だなぁ・・・)

チケットを買う(チケットぴあ) icon

http://takasaki-foundation.or.jp/theatre/concert_detail.php?key=17

 

高崎芸術劇場は高崎駅から徒歩5分

東京からの往復交通(例)はこんな感じ。

 

普通乗車券 片道1,944円

往路

東京駅 16:09 出発

籠原駅 乗換

高崎駅 18:15 到着

復路

高崎駅 21:30 出発

上野駅 乗換

東京駅 23:28 到着

つまり、15時半に仕事早退すれば良い。移動時間長いし、帰り遅くなるから、疲れそうだけど・・・

 

新幹線 片道4,730円

往路

東京駅 17:32 出発

高崎駅 18:26 到着

復路

高崎駅 21:21 出発

東京駅 22:12 到着

交通費は高くなるが、時間的にはゆとりある。早退しなくても大丈夫かも。

 

せっかく遠出するので旅行気分で1泊ぐらいするのも良いかもしれないが、今のところそのつもりはない。

わたしは高崎のことをよく知らない。きっと、住んでいる人々にとっては快適な町なのだろう。でも、余所から来てわざわざ宿泊してまで滞在を楽しみたいと思えるような雰囲気ではなさそうだ。。そこでしか食べられない特別なものや、音楽の他に楽しめる施設があればぜひとも楽しみたいのだが、Googleマップでチラっと見てみたところ、特に興味を引くものは見当たらない。

おいしそうな普通の飲食店はあるようだが、何が何でも食べたいというほどではなく、美術館2つも、何が何でも観たいという感じではない。

高崎駅から伊香保温泉へのバスが出ているが、最終は15:55なので終演後に行くのは不可能。新幹線に乗れば軽井沢駅も近いのだが、こうしてどんどん費用が嵩むのも何だか・・・

なので、やはりトンボ返りすることになりそうだ。

高崎芸術劇場のウェブサイトには「高崎市民ばかりでなく全国、世界からたくさんのアーティストや観客が集う劇場をめざした新しい発想や試みで事業や活動を行っていきます」と書かれている。

ぜひとも頑張っていただきたい。

日本のクラシック音楽の問題点の1つはコンサートが東京に過度に集中し過ぎている点と言える。

地元の皆さんにとって良い鑑賞機会があるのは素晴らしいことだし、旅好きの人間としても高崎が旅先のひとつとなれば嬉しい。(ところで、これを読んでいる高崎市民の皆さん、ファウスト&メルニコフの公演は超オススメですよ!東京のチケットを入手できなかった人がこうしてわざわざ高崎まで行こうとしているわけですから!!)

我々、首都圏の人間にとって、高崎は音楽鑑賞地の1つとなるかもしれない。高崎なら東京からも行ける。特に週末ならより気軽に行ける。隣の県、埼玉にもクラシック音楽ファンは多い。埼玉から東京のコンサートに通っている人も多い。埼玉のクラシック音楽ファンは逆方向の電車に乗れば高崎まで行ける。

今回は、たまたま東京の公演が売り切れだったから、わたしは、高崎に注目してみたのだが、もし、そこでしか聴けないオリジナルな公演があれば、全国からお客さんが来る可能性がある。

 

高崎芸術劇場の公演スケジュールをざっと見てちょっと驚いた。

ピアニストのパウル・バドゥラ=スコダが来日!?!? 知らなかった。彼は既に90歳を超えているはず。わたしの記憶が正しければ、数年前に「日本さよなら」ツアーをやっていたように思うが・・・

 

高崎芸術劇場の今後の展開に期待したい。

良い音楽があれば、客は来るのだろうけど、全国のクラシック音楽ファンがどういう体験を望んでいるのか、よく分析して町全体で取り組んでいただけると、きっと・・・(余計なお世話かなぁ。) 子供騙しではなく、本物の感動をもたらす場所・地域であって欲しい。わたし個人としては、金持ち向けの華美で贅沢な仕様は困るが、洗練された雰囲気は歓迎したい。でも、どこまでがOKで、どこからが「やりすぎ」なのかという判断は、なかなか難しいのだろう。

 

芸術劇場のサイトの文からは、世界からのお客さんも視野にいれていることが分かる。でも、サイトのどこにも英語ページが見当たらない・・・ 「世界から」というのはおそらく、将来的な希望なのだろう。「夢は大きく」ということか?

世界を視野に入れているなら、スズキ提案のEチケットをご検討いただきたい。(これまた余計なお世話かなぁ。)

www.music-szk.com

 

さらに余計なお世話かもしれないが、以前「武蔵野さん」向けに書いた「呼んで欲しいアーティスト」について、高崎芸術劇場の皆さんにもご検討いただければと・・・

www.music-szk.com

 

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