(最後に追記あり!)
ある商店街の裏通りに、クラシック音楽ファンがこっそり通う店がある。僕はクラシック音楽には興味ないが、その店が気になっていた。そして、先日ついに店の中に入ってみた。
奥の「工房」から、緑アタマのおばさんが出てきた。
「いらっしゃい!新作Tシャツが出来たのよ!」
"スズキ" と名乗るそのおばさんが新作のチラシをくれたのだが、クラシック音楽を知らない僕にとっては意味不明なデザインばかりだった。皆さんにもお見せしよう。意味わかるかい?
商品番号 A Tシャツ
2,500円 男女兼用
サイズ XS S M L 2L
色・柄バリエーション
商品番号 B Tシャツ
2,500円 男女兼用
サイズ XS S M L 2L
色・柄バリエーション
商品番号 C Tシャツ
2,500円 男女兼用
サイズ XS S M L 2L
色・柄バリエーション
商品番号 D 音符ワンピース
3,000円 子供用
サイズ 100, 110, 120, 130, 140
ワンピースと同色同柄のエコバッグ(抗菌)も付いてます。(デザイン未定なので参考イメージのみ掲載)
ご注文はコメント欄で受け付けます。商品番号、サイズ、色・柄バリエーション番号、個数をご記入ください。
なんちゃって。
嘘です。 注文は受け付けておりません。製作販売の予定はございません。デザインしてみただけです。
こんにちは。あの世に一番近い人間スズキです。
Tシャツのデザインコンセプトは「分かる人に分かればいい」です。オタク心を掴むには、ありきたりな音符や楽器のデザインでは物足りないのです。
商品番号AのTシャツを着ている人と会うと、D958、D959、D960のどれが好きかというテーマで盛り上がるでしょう。誰の演奏がお気に入りかという話や、作曲家のその他の作品、特に晩年の作品の話まで広がっていくことでしょう。ちなみにわたしはD959が1番好きで、今年の課題として一人で練習しています(←いらん情報)。作品番号が大きく表示された大胆なデザインですが、シンプルなので誰でも着こなせるでしょう。
商品番号BのTシャツは、去年ラモー作曲の「プラテー」を鑑賞する前にパワポで作ったイラストを再利用しました。過去記事は非公開中です。涼しげな水の精プラテーちゃんと共に暑い夏を乗り切りましょう。え?むしろジメっと湿気を感じる?いや、気のせいでしょう。
商品番号CのTシャツを着て街を歩けば、あなたの後ろ姿に惚れた誰かが話しかけてくるかもしれません。「あのう、もしかして・・・!」「はい、なんでしょう?」くるーりと振り返ったあなたのTシャツの前面を見て、その人はますます興奮を隠しきれません。「ああ!やっぱり!好きなのですね!」「ええ、もちろん。そしてあなたさまも?」「はいぃぃ!」 感動的な出会いとなるでしょう。
商品番号Dのワンピースは子供用ですが、いちおう大人用もあります。思い切って挑戦してみたいなら、止めませんのでどうぞご自由に。
思い切って挑戦してみた残念な大人の例(ベルト無し)
前記事の写真加工に続き当記事のイラストも Adobe Creative Cloud 練習中の習作。ブログ内の各イラスト、シェイクスピア記事内のイラストも同様。ユーザー歴1か月。
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自由に旅行も音楽も楽しめたはずの1年が、年始の旅以降、空っぽのまま過ぎていく。生涯を通して永遠に非正規のわたしにとって、今年は比較的安定した年になるはずだった。貴重な1年だったのに。
期待していないが2~3年後に、今よりは旅をしやすい状況になったと仮定しよう。きっとその頃には別の問題が発生している。実家の親の世話をしなければいけないとか、自分が失業や給料激減、あるいは休暇を取得しにくい職場にいるとか、またはこの在宅勤務と移動自粛で座り過ぎ&運動不足に加えてストレスと絶望感で病気を発症している可能性もある。世の中の状況が良くなるとしても、自分の自由が消えているかもしれないわけだ。
旅行も音楽も楽しめたはずの貴重な1年はこのまま空っぽの状態で年末を迎えると思われる。
何の根拠もないのに明るく希望を持って生きていくことをアホらしいとしか思えない。完全に自力で生きてきたわたしのような人間は現実主義者だから。もう生きていても無駄なんだな。
追記2020年9月26日 本当にSHOP開店!!